生まれて初めての予防接種
「初めての予防接種はわからないことだらけ!!」
我が家の赤ちゃんは生後2ヶ月です。
予防接種は生後2か月から可能なので、わが子を連れて初めての予防接種に行ってきました。
初めての子供なので、予防接種に関しても知らないことだらけでした。
しかしわが子の健康に関わることなので知る必要があります。
ワクチンについてどういったものなのか理解したり、実際に予防接種に立ち会うことで親としての経験値が上がった気がします。
赤ちゃんの初めての予防接種の際の病院選びから実際の接種の様子を以下記事ににまとめてみました。
参考になればうれしいです。
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初めての予防接種の準備
そもそも予防接種とは?
日常生活の中でも、さまざまな細菌やウイルスと共存しています。それぞれに対する抵抗力がないと病気(感染症)にかかってしまいます。
予防接種とはワクチンを接種して、免疫(病気に対する抵抗力)をつくることにより発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。
初めての予防接種 予約について
まずお世話になる小児科病院を決める必要があります。
私の場合、娘が生後2か月になる2週間ぐらい前に、インターネットで近所の小児科を調べました。
近くて設備のよさそうな小児科に決めて、予防接種の電話予約をしました。「土曜日は混みそうだな」と思ったので避けて、平日にしました。
病院によっては予約不要のところもあるようですが、分からない場合もまず病院に電話して聞いてみましょう。
また、雑誌(ひよこクラブ)で読んだのですが、東京都に住んでいるママのエピソードで、受けたいワクチンの在庫がすくなくて1か月の予約待ちのことろもあったという話が載っていました。ロタウイルスワクチンは予約が入ってから取り寄せる病院もあり、常時在庫があるというわけではないそうです。
生後2か月が過ぎたら予防接種が受けれるように、予約等の準備をしておきましょう。
初めての小児科 病院の選び方はどうした?
私の赤ちゃんは、小児科に行くことも今回が初めてでした。
病院選びは以下のポイントで決めました。
- 家から近いこと
- 設備が整っていること
- 悪い評判がないこと
- 待ち時間が短いこと
待ち時間が短いかどうかは行ってみないと判らないのですが、「予約制の病院なので大丈夫かな?」という判断で選びました。
実際行ってみましたが、そんなに長時間待たされるってことはありませんでした。(都市部とか人の多い街だとわかりませんが。。)
また病院選びのポイントとして、待合室が広いところを選びました。
感染予防に関してはどの病院も配慮されているとは思いますが、風邪を引いている子供の横で待つ、なんてことを避けたいので分離がきちんとされている病院を選びました。
初めての予防接種対象はなに?
予防接種には、無料のものと任意(有料のもの)があります。
定期接種のワクチンは公費で受けられるので無料。任意接種のワクチンの費用は自己負担なのでお金がかかります。
自己負担代は家計にとって痛い出費ですが、うちの赤ちゃんは任意接種のワクチンも接種しました。
「病気にかかり、重症化することを回避したいから予防接種を受けておこう」という判断になりました。
初めての予防接種であるうちの赤ちゃんが受けた予防接種対象は以下の4種類です。
定期接種のワクチン
・ヒブ(インフルエンザ菌b型;Hib)
・小児用肺炎球菌
任意接種のワクチン
・ロタウイルス
・B型肝炎 *(B型肝炎ワクチンは平成28年(2016年)10月から定期接種対象になりましたので無料です)
同時接種とは、「同じ日・同じ時間に同じ病院で、複数のワクチンを接種する」ことです。
「同時接種って大丈夫なの?」と心配という方もいますが、全然心配することないです。
同時接種によって、ワクチンの効果が薄れたり、組み合わせによって副反応が強くでるということはありません。
むしろ注射をする日が増える方が、赤ちゃんにとって嫌な思いをする機会を増やすので、赤ちゃんのうちは同時接種の方が良いと私は思っています。短期間で免疫をつけるためにも必要なことです。
同時接種のほうが、通院回数が減り、接種履歴の管理がわかりやすいという利点もあります。
本に小児科医の方の任意接種の予防接種についての考えが掲載されていましたので下記に引用します。
任意接種のワクチンも受けるべき?
定期接種、任意接種の分類には医学的な根拠はなく、じつはワクチンの重要度を表すものではない。
任意だからといって、受けなくてもいいという意味ではない。定期接種は公費で行われ、あとは国の予算確保が難しいから任意接種となっているだけで、世界的に見れば接種すべきワクチン。
厚生労働省は現在、任意接種となっているワクチンの大部分を定期接種にするよう計画している。
ですから、任意となっている予防接種も受けましょう。
「小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために」 より一部引用(2013年1月出版)
初めての予防接種 持ち物はどうした?
予防接種に行く時の持ち物
私が予防接種に行くときに持っていったものは以下の通りです。
わたしが行った病院だけかもしれませんが、電話で予約した際に「体温計を持ってきて下さい」と言われたので持参しました。
今回オムツ替えのタイミングがなかったので、オムツは使いませんでしたが、持って行った方が良いと思います。
予防接種が終わった後に「母乳」をあげるつもりだったので、哺乳瓶などは持って行きませんでした。完ミのひとは時間が長引きそうな場合は粉ミルク等を持っていくことも検討した方がいいかもしれません。
フード付きのおくるみは、病院には病気の受診のため来られている子供さんもいるので、何となく持って行きました。赤ちゃんを抱っこひもから下ろしたあとは、おくるみで抱いていました。感染予防になるのかは微妙なところですが、気持ち的には安心出来たのでおくるみは持って行って正解でした。
赤ちゃんの服装については、脱ぎ着しやすいものにした方が楽です。「オムツだけの状態にしてください」」と言われ、受診に呼ばれる前ぐらいに準備しました。
おむつ•おしりふき・汚れ物入れ用のビニール袋•赤ちゃんの着替•除菌ウェットシート・ガーゼ
抱っこひも・フード付きのおくるみ•授乳時の隠す用の布・黒のボールペン
携帯•サイフ(お金)•保険証•母子手帳・子供医療証(あれば)
病院の診察券(初めてでなければ)・問診票(事前に病院でもらっていれば)•体温計
(他の記事)→→病院での貴重品の管理はウエストポーチが便利です。
いよいよ初めての予防接種、当日
予防接種を受ける前にチェックしておくこと
・接種当日は、朝から赤ちゃんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないかよく観察すること。
体調に変化がある場合は、お医者さんにくわしく伝えること。
予防接種を受けられない場合があります。
1.37.5度以上の発熱があるとき。
2.急病の病気にかかっているとき。
3.医師が診察し、不適当と判断したとき。
引用:「予防接種ってなあに?予防接種便利帳」より
病院に行く前に体温を測り、発熱がある場合は予約をした病院にどうしたらいいか聞いてみるのが良いかと思います。
病院までの交通手段
私の場合、病院まで徒歩で行くと30分はかかるため、タクシーで行きました。
娘は新生児から使え、まだ首がすわっていなくても使えるもの抱っこ紐(ベビービョルン 【日本正規品保証付】 ベビーキャリア オリジナル Air グレーホワイト 029010)で行きました。
初めての予防接種 付き添い
わたしは実母にお願いをして付き添いをしてもらいました。
周りを見ると旦那さんに付き添ってもらっている方もいれば、ママ一人の方もいました。
荷物を持ってもらったり、問診票を書いているときや会計の時に赤ちゃんを抱っこしてもらっていたりとても助かりました。私は産後にお腹が緩くなることが多いのでトイレに行きたくなった時に赤ちゃんを見ていてもらったのが一番助かりました。1人だとちょっと大変だったかなと思います。
ただ、1人の方には、看護士の方が荷物を持ってあげたり手助けしているようでしたので心配されなくても大丈夫だと思います。
わたしは、その後の予防接種や急な発熱に伴う来院で付き添いなしで病院に行くこともありました。だっこひもで行ったのですが、やはり病院で抱っこひもからはずした後の移動が大変でした。付き添いは頼めるひとがいるなら頼んだ方が無難だと思います。無理な場合は、会計に呼ばれる前には、赤ちゃんを抱っこひもでだっこした状態にしておいた方が良いです。
大量の問診票書きが大変
ワクチンごとに問診票があって、大量でした。
今回4種同時接種だったので、問診票の量が多く、ワクチンの説明を読んだり、書いたり大変でした。
問診票に赤ちゃんの生まれた時の記録を記入する欄があります。
求められる情報は母子手帳に書いていますが、病院に母子手帳を提出した後だったため困ったことがありました。
ですので、メモ帳になどに以下の記録をひかえておくと、問診票の記入がスムーズかと思います
- 赤ちゃんの生まれた時の体重
- 現在の週数
※週数計算サイトというものを利用すれば便利です。
※2回目以降の予防接種の時は、予防接種した日や回数の記録も問診票に書く場合があります。
次回分の問診票は、帰りに受付でもらって自宅で書いてくるようにしました。
初めての予防接種で泣くかな? いよいよ、接種のとき
問診票を書いている時から、周りの赤ちゃんのぐずり声やぎゃん泣きが聞こえます。。
赤ちゃんのぎゃん泣き声は、お互い様なので当然嫌な顔をする人なんていません。「あらあら、やっぱ泣いちゃってるわね」みたいな感じでした。
娘もつられて泣くかと思いきや、待っている間にすやすやと寝ていらっしゃる。。
最初に接種したのは、飲ませるタイプのワクチン(ロタウイルスワクチン)からでした。
娘は寝たままむにゃむにゃと口にワクチンを入れられていました。
しばらく時間をおいて、次は注射でのワクチン接種。
娘はまだ半分寝ていました。そこに注射をプスり。
注射をさされた瞬間「ぎゃっ!!!」と泣いてました。
3本も腕にさされてちょっとかわいそうでした・・・
予防接種を受けた後に注意したいこと
- 接種後30分間は、接種を受けた場所で赤ちゃんの様子をみること。急な副作用はこの間に起こる場合があります。
- 接種当日は、はげしい運動等は避けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴はさしつかえありませんが、接種部位を特にこすることはやめましょう。
引用:「予防接種ってなあに?予防接種便利帳」より
予防接種後に発熱でおろおろ心配
初めての予防接種が昨日終わり、予防接種当日は副作用もなく安心していました。
翌朝もにぱっと笑って元気そうで「何事もなかったのだなぁ」と一安心。
ところが念のため熱を測ってみると、37.5分もある。
その後ちょくちょく熱を測っていたのですが、昼前ぐらいに最高で37.8分まで熱があがりました。
ただ熱があるだけでぐずりも特になく顔色も変わったところはない。鼻水やせきなどの症状は皆無でした。
発熱の症状だけだったものの、心配だったので予防接種をした小児科に昼ごろに電話しました。「心配でしたら来院してください。もしくは様子を見られて翌朝来られてください」とのことでした。
どうしようか少し悩んで「発熱以外特に何ともないのに、子供が泣き叫んでいるあの修羅場のような病院にいって他の病気をうつされる」可能性を考えたら家で様子見ていた方がいいかもなぁと思い、よく寝ていることもあり、一日は家で様子見とすることを伝えました。
38度を超えたらもう一度病院に相談しようと思っていました。
継続して体温を測るのはもちろん、赤ちゃん用のひえぴたをおでこに貼って熱を取っていました。
夜はもっと心配でちょくちょく起きて授乳したり、体調の変化がないか様子見をしました。2日目はそんな感じで過ごし、3日目の朝は熱も平熱に戻りすっかり元気になりました。
赤ちゃんの初めての体調不良でかなり動揺しましたが無事に済んで安心しました。
これも免疫を得るために乗り越えなきゃいけない試練か、赤ちゃんも大変だなぁとしみじみ思った日でした。
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