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「1人でできた!」を助けるおうちでモンテッソーリ子育て―お母さんはラクになり、子どもの未来が輝く
こんにちは、2歳5ヶ月の娘のママです。
今回は「モンテッソーリ流の子育て」について書かれた本「「1人でできた!」を助けるおうちでモンテッソーリ子育て―お母さんはラクになり、子どもの未来が輝く」の感想です。
この本は生協の広告チラシに載っているのを見て、タイトルに惹かれて購入しました。
子育てに関わる人、これから赤ちゃんを産む人、0歳~小学校入学ぐらいまでのお子さんを持つ方に読んでほしい一冊です。
「そもそもモンテッソーリって何?」
「モンテッソーリの幼児教育ってどんなだろう?」
と気になる方にオススメの本です。
モンテッソーリ教育を実際におこなっている幼稚園「吉祥寺こどもの家」の園長である「百枝義雄」さんが著者です。
私は「伸び伸びと自分の良いところが発揮出来る子」に育って欲しいと思っており、モンテッソーリ教育に興味を持っています。
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本「おうちでモンテッソーリ子育て」の概要(内容)
- モンテッソーリ教育を行っている幼稚園のレポート
- モンテッソーリ教育とは
- モンテッソーリ活動の具体的なやり方の紹介
- 子供との向き合い方
本の冒頭部分を抜粋します。
「子どもには幸せな人生を歩んでもらいたい。」全てのお母さんの願いです。それならば、まずお母さんが幸せになりましょう。肩の力を抜いて、楽になりましょう。育児は、お母さんが気負ったり、力んだり、眉間にしわを寄せたりしないほうがうまくいきます。この世に誰一人「完璧な人間」がいないように、完璧なお母さんなど現実の世界にいるわけないのです。子どもは幸せな大人に向かって育っていく力を持って、生まれてきます。お母さんは、その力が健やかに発揮出来るように、お子さんを助けてあげるだけでいいのです。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリ教育とは、マリア・モンテッソーリという小児科女医、教育者が広めてきた教育です。
子供が本来持つ性質に着目し、「自ら成長する」力を見守り、後押しする考えです。
この本には、そのモンテッソーリ教育を行う幼稚園(吉祥寺こどもの家)の様子がカラー写真と一緒に掲載されていてイメージがしやすいです。山登りやバザー、運動会などイベントの様子、日常の自主活動の様子などが見れました。
また有名なピンクタワーをはじめとする「モンテッソーリ教具」といわれるおもちゃも写真付きで詳細に紹介されていました。縫いさし、あけ渡しセット、織り機、雑音筒、触覚板、幾何学立体、メタルインセッツ、セガン板など色々あるようです。
モンテッソーリ メタルインセッツ ♪スムーズに楽しく図形を描ける♪ 木製台付き 幾何図形パズル Montessori Metal Insets 知育玩具
この本に、「どういう遊び(おしごと)をすれば子供が伸びるか」について具体的に載っているので、自宅でもモンテッソーリの考えを反映した教育ができると思います。
マリア・モンテッソーリって?
マリア・モンテッソーリが「どのような女性だったのか」ということも少し知ることが出来る本です。
この本を読むまで私は知らなかったのですが、伝記があるほどイタリアで有名な女性だそうです。
世界のモンテッソーリ教育の評価として以下の通り載っていました。
フランスは「長年にわたり人類に対して意義のある貢献をした」功績に対し、1949年フランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章をマリア・モンテッソーリに授けました。
マリア・モンテッソーリはローマ大学医学部にはじめて入学を許された女性であり、イタリア女性初の医学博士でもあります。
彼女は「よく見て慎重に手を使う」教具を作って子供たちに与えたところ、彼らは驚くほどの知的発達を遂げた
こどもの知的好奇心をよく観察し、教育界、医学界に新しい知見を広めたそうです。
実績と評価があり、歴史のある教育が「モンテッソーリ教育」なんですね。
本「おうちでモンテッソーリ」を読んだ私の感想
- マリア・モンテッソーリって逆境にも負けず医師になり、その後の幼児教育に影響を与えた偉大な女性だったんだなぁと知りませした。
- 手先を慎重に使うような遊び(おしごと)を子供にさせようと思いました。
- 幼稚園はモンテッソーリ教育のところにしたいなぁと思いました。
- なんでもやってあげるんじゃなくて、子供の成長を大らかに見守ろうと思いました。
- 2歳前後の子供は「じぶんで やるの!」と自己主張が増えてきますが、その本来の力を発揮できる環境作りを大人がする大切さを知りました。
興味深い一冊でした。
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