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モンテッソーリの秩序感
みなさんはモンテッソーリの秩序感という言葉を知っていますか?
「ちつじょかん」という子供独自の奇妙な感受性を知っておくと子供の気持ちが分かるかもしれません。[adsense]
モンテッソーリとは?
マリア・モンテッソーリは自然科学者(医者)で幼児教育者でもあります。
成長していく子供を観察しながら、声にならない子供の特性などを読み取りました。
子供がダダをこねる時、子供が黙々と同じことを繰り返している時、子供が何かに集中しているときなどそのときどきの子供の心の中にある願いや思いを正確に読み取りました。
モンテッソーリの考えは現在の幼児教育にも影響を与えており、モンテッソーリの考えを柱とした幼稚園などもあります。
秩序感とは?
モンテッソーリ氏が発見した子供独自の感受性の事です。
「いつもと同じ」
ということに安心感を持ち、違うと違和感を持って苛立ちや違和感をアピールしたりする1-3歳ごろに強くあらわれる特別な感受性です。
いつもの方向
いつもと同じ場所
いつもと同じ手順
などです。
なぜ?秩序感の理由
自分がとりまく環境とその諸関係を覚え世界における自分の位置付けをわかるためといわれています。
いつもと違う道を行こうとすると嫌がる
「これが秩序感だなぁ」
そう実感する出来事は娘によくあります。
我が家の場合は「道」ですね。
いつもの公園とは別の道に行きたがらないんです。
2歳の初めごろは酷くて、道に転がって「そっちじゃない!違う!」と必死の抵抗をして手を焼きました。
今はだいぶ分かってきてくれますが、「今日はいつもと違う×××に行くよ」と事前に言っておくようにしています。
いつもは居ない人が家にいる!嫌だぁ!!とぐずる
私がまだ独身の頃の話。
姪っ子の「秩序感」が出た出来事のエピソードです。
姪っ子が3歳ぐらいの時の事です。
姉一家に泊まりに行った私が同じ部屋で寝ようとすると
「嫌だ!ここで寝ないで!」
と姪っ子に言われてしまいました。
「昼間は仲良く一緒に遊んでくれたのに…。」
姪っ子大好きだった私は拒絶されたようでショックだったのを覚えています。
今振り返って考えるとこれも「秩序感」という感受性からきた行動だったんだなぁと思います。
配慮のない私が悪かったんですね。
子供の心は大人が思う以上に繊細ですね。
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